今朝は寒かったですが、春の空気を感じました。
今、雪がよく降ってますが、すぐに消えるでしょう。 たぶん。
人は、読書する時に、無意識のうちに眼がグッと力を入れてピント合わせしています。
これは、両目同じくらいの力で調節しています。
でも、たま~に、左右で調節する力の大きく違う人がいます。
右手の握力と左手の握力が極端に違う人がいるのと同じように。
こういう人の眼鏡って、見える範囲が右目と左目で変わるから難しいんですよね。
右目と左目に異なるレンズを入れて、見える幅を調整して両目で見やすいよう読書用眼鏡を、昨年お作りしました。
その眼鏡をとても気に入ってくださり、今回、もう少し遠くの見える読書用眼鏡が欲しいとのこと。
どうしよう どうしよう。
両目で見えるようにするには、これが限界だぞ。 たぶん。
考えた結果、両目で読書して、左目で遠くを見れる眼鏡に決定し、レンズ注文してました。
数日して仕上がったレンズをフレームにセットするため、レンズメーターで見てると、なんかな~。
このレンズなら、手元も遠くも両目で見れるように出来るような気がする。
出来れば、その方が見やすいし使いやすい眼鏡になるし。
お客様のためになるしな~。
ってことで、右レンズだけ再度、別のデータで注文だしました。
そのレンズが本日届いて、加工しましたが、なんかいい感じ。
最初のレンズも加工しておいて、違和感を訴えられたときにはすぐに入れ替え出来るようにしてあります。
これって、レンズが1枚無駄になるのですが、当店の負担です。
アイタ~。
受注後に、このお客さん、絶対こっちの方がいいよな~。 この方が良かったかも? って思うと、ついつい良い方に変更してしまう事があるんです。
もちろん、当店の負担で。
イテテ~。
まあね。 それで、お客様が見やすいって感じて使ってくれるなら、よいんですよね。
SS級認定眼鏡士 T. Yamaguchi