先ほど「おたくはいくらでメガネできますか?」とお電話頂きました。
できるだけ安い眼鏡が欲しいとの事で、「しっかりとした眼鏡が作りたいとお考えでしたらお力になれますが、少しでも安い眼鏡をお探しでしたら、お力になれないと思います。1万や2万で売ってる眼鏡屋さんいっぱいあるので。」とお答えしたら、まずかったみたいです。
気分害されたような気がします。
スミマセン。
悪気はないのですが、私、話し下手なので、オブラートに包んで話すことができないのです。
この場を借りてお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
誰にあやまっとんねん!って話ですけど、これ見てもらえたら、少しは許してくれるかな。って思うのですが、先ほどの電話の方に出会うことはもうないんでしょうね。
もう少し、慎重に話すようにしないといけないですね。
以後、注意します。
それにしても、今朝のお客様の眼鏡はひどかった。
「この眼鏡作ってもらったんだけど、しんどいからこのフレーム使ってレンズを入れ替えて欲しい。」
との事で、検眼した後に、作られた眼鏡の度数を測ってみると、お客様の度数より結構強い度が入ってます。
「これはしんどいでしょう。」って話してると、これでも作り替えてもらった眼鏡だそうです。
最初はもっと強くて、しんどいからってすぐに交換してもらったそうで、それでもまだしんどいので使わずに10年前の昔の眼鏡をかけてたのだそうです。
これはひどいですね。
検眼が全くなってないです。
人の眼は生き物なので、日によって度数が変わることはありますが、作り替えてもまだまだ過矯正なんて。
本人の度数にたいして強すぎるという意味です。
過矯正の眼鏡を使用すると、見にくい・疲れる・眼精疲労・頭痛・肩こり・短気・集中できない、などなど、様々な症状を起こします。
『これって、大人の方なら、しんどいから使わない。』っていう選択ができるのですが、中学生とか高校生とかでしたらそのまま使用されます。 というか、眼に力があるので使えてしまえます。
そして、集中力が散漫になります。
近視が進みます。
こんな眼鏡作る眼鏡屋さんって、どことは言わないですが、勘弁して欲しいなあ~。
言いたくはないですが、この眼鏡のことでさらに言うと、フィッティングしてありませんでした。
眼鏡をお顔に合わせて調整するという意味です。
並んでる眼鏡を調整なしに、そのままレンズを入れてお渡ししてるようで。 こんなん見たらすぐに分かります。 こんなん眼鏡じゃないよ。
もう少し勉強してから営業してほしいです。
商売の勉強じゃなくて、快適な眼鏡を作るお勉強をです。
購入される方もお店というか、眼鏡を作る人を選ぶ必要があるのではないかと思います。
SS級認定眼鏡士 T.Yamaguchi