アイズでは、遠近両用眼鏡をよくお作りするのですが、このレンズについて勘違いされてる方が多いので、少しお話しさせてください。
遠近両用眼鏡は、
『遠くを見るための眼鏡ですが、手元の文字も少し見えますよ。』
『横目で見るとぼやけるところがあるんです。』
『それでも、外出時に一つの眼鏡で読み書きも出来るので便利ですよ。』
というレンズなんです。
ところが、
『遠くも近くもクッキリと見えるレンズ』
と、思ってられる方が非常に多いのです。
遠近両用眼鏡という名称がそう連想させてしまうんですね。
実際は、
『遠くを見る眼鏡に、手元を見るところがオマケ的についてる眼鏡。』と思って頂いた方が良いでしょう。
手元を見る部分は非常に狭いので、長時間の読書やデスクワークには向きません。
遠近両用眼鏡でパソコンなんて論外です。疲れるだけです。
読書用やデスクワーク用の眼鏡&パソコン用眼鏡は別途必要となります。
遠近両用眼鏡はあくまで常用するための眼鏡です。
それでも遠近両用をオススメするのはなぜ?
年齢を重ねるにつれて、だんだんと手元のモノが見にくくなってきます。
最初は、雑誌が読みにくくなり、新聞も読みにくくなる程度ですが、そのうち、
手に取った茶碗のご飯がぼやけてよく見えない。 とか、
魚のホネが見にくくて取りにくい。とか
外出時に住所・氏名書くときにカンで書いてる。 などなど。
不便さが出てくるようになります。
そんな時に遠近両用眼鏡を常用すると、今まで見えなかった手元のモノが見えるようになり、生活の質が向上します。
とっても便利に生活できるようになります。
その頃には、読書用眼鏡はすでに利用されているはずです。
読書用眼鏡をお持ちでない方は、見え方の違いをご体験頂き、後日にでも考えて頂きますようお話させて頂きます。
最近の遠近両用レンズの進化は素晴らしく、レンズ設計により見え方(見え方の質)がいちじるしく変化しますので、レンズを選ぶのはとても難しい作業なんです。
少しでも見やすい(使いやすい)眼鏡をお望みでしたら、EYES(アイズ)にご相談ください。
きっと、あなたのお役に立てると思います。
SS級認定眼鏡士 T.Yamaguchi.