先ほど眼鏡の型直しに来られたお客様。
この方、ものが二重に見えて困ってられたのを、光を曲げて見やすくするプリズム処方する事で、見やすくなったととっても喜んで頂いてました。
「ちょっと眼鏡がずるようになったから」と型直ししている間に、「この眼鏡病院で見せたら、どこの病院で作ってもらった?って先生に聞かれたで!」っておっしゃっいました。
「病院じゃなくって眼鏡屋さんで作ってもらったって答えたら、どこの眼鏡屋さんで作ってもらった?ってまじまじと見てはって、良くできてるって言われたよ」って言ってくれました。
ありがたい事です。
私、お客様がラクになると思えば、躊躇無くプリズム処方します。 ところが、このへんの病院ではあまりプリズム処方されないんですよね。下手すると、「なんちゅう眼鏡かけてる!」っ言われたら怖いなってちょっとビクビクしてるんです。
だって、先生に「なんだコレは?」って言われたら、お客さんは、変な眼鏡作られたんだって勘違いされてしまいますもんね。
そうなると、うちの信用台無し。
プリズム処方のリスクって、先生に分かってもらえない場合もある事が最大のリスクなんですよね。
それでも、プリズム処方してあげると、ラクになる人がほとんどですから、病院で眼鏡見せる時には、一言言ってよって願いながら、作ってます。
昨日も、TALEXがラクなようだからTALEXで眼鏡作りたいと御来店された方がありますが、話を聞いてると30分位したらボヤケてくるとか読書しててもそうなるとか、変な事おっしゃる。
ちょっと測定してみると、内斜位で、光を曲げてプリズム処方してあげると、とってもラクになれる眼でした。
色々と説明してあげましたけど、「どうするか考えてみます」と言って帰っていかれました。
私を信じて作られると、車の運転も読書も、ラクになるのにね。
眼がラクになると体もラクになりますし、肩こりとかも軽減されるかもしれません。
また、集中力が続かないとか、飽きっぽいとかの性格にも影響するんです。
不思議ですよね。
もしお子様で、この子、物事に集中出来ないとか、何をやってもすぐに飽きてしまうとかありましたら、眼を測りに来てみませんか?
もしかしたら、その性格、変わるかもしれませんよ。
SS級認定眼鏡士 T.Yamaguchi