先日、「コンタクトレンズの上から良く見える眼鏡って出来ますか?」と御来店頂きました。
出来るのは出来ますが何故なんでしょう?
コンタクトレンズを作り替えた方が見やすいですのに。
この方、眼科さんへ行くのがいやなんだそうです。
度数を測定すると、0.7見えるか見えないかくらいの所でした。
また、オートレフで測定中に、左目に陰があるのが気になりました。
お話を伺ってますと、朝起きてから夜寝るまで一日中コンタクトレンズ装用されてるそうです。
う~ん。 これって、最悪の使い方なんですね。
角膜は、酸素から栄養補給するようになってるんです。ところが、コンタクトレンズっすると、酸素の供給量が激減します。 寝る前にコンタクト外されても、寝てる時ってまぶた閉じてますよね。角膜は空気に触れられないから、酸欠で苦しんでます。 是非、お願いしたい! 帰宅すると眼鏡に変えて、休日は出来るだけ眼鏡で生活してもらえるよう、改めて欲しいんですね。
なが~くつきあう大切な目なんですか、らもう少し目をいたわってあげて欲しいんです。
そのこともお話したのですが、あんまり聞いてもらえなかった様子。
こういう生活してる人って、意外と沢山いらっしゃいます。
みなさん、ご存じないんです。
角膜痛めると、とっても怖いのに。
今は良くても、50才、60才になってから、困ることになることもあるんですよ。
気をつけてくださいね。
コンタクトレンズと眼鏡について詳しくはこちらをご覧下さい。
↓
https://www.eyesglass.jp/learn/eye-cl.html
この方、免許証の更新用に希望されてましたので、眼鏡で調整しても更新できるかどうかギリギリのラインです。
結局、眼科さんへ行って頂くことになり、紹介状を書かせて頂きました。
ついでに、先生からも、上手なコンタクトレンズとのつきあい方を説明して頂きますよう、お願いしておきました。
これで、一日中コンタクトの生活を改めてくれると良いのですが。
SS級認定眼鏡士 Y.Yamaguchi.