本日、8年ぶりくらいに御来店頂きましたN様。
「以前作って頂いた眼鏡で今まで不自由なく使用してたんですけど、最近どうも近くが見にくくって。」ということで眼鏡を作らせて頂く事になりました。
この方の処方箋を出してみると、平成5年に作成してました。
以来ずっとご利用頂いてたようです。17年間です。スゴイです。
見るとレンズも綺麗で、まだまだ使用できそうな状態でした。
ガラスレンズでお作りしてたのですが、やはり硝子レンズは丈夫ですね。
ちょっと重いのが欠点ですが、丈夫さと、透明度の高い見え方はガラスならではのものがあります。
プラスチックレンズ全盛となった今ですが、捨てがたい魅力ですね。
で、この方、遠近両用レンズでお作りするのですが、遠近両用レンズの場合、プラスチックレンズの方が優れています。レンズの研磨がしやすく、優れた設計のレンズがあるんです。
少し高価になりますが、とっても見やすく、遠近両用特有の不快感も少なく、毎日を快適に過ごす事ができるんですよ。
そんな話を時間をかけてしながら、お決め頂きました。
眼鏡の場合、お客様一人一人の眼の状態に合わせてお作りしますので、手軽に試して見ることが出来ません。注文された眼鏡が出来上がるまで、どのような見え方か確認出来ないんです。
信頼して頂けないと良いレンズは売れないですね。
そして、良いレンズほど、快適なんですね。
どのレンズが良いレンズなのかを見る目は、技術者の腕次第! だと思ってます。
ですので、常に勉強が必要です。
ずっとずっと、新しく、必要な知識を入れるために頑張り続けますね。
あなたの何気ない笑顔のために。 なんちゃって・・・・
SS級認定眼鏡士 T.Yamaguchi